DIARY塾頭日記

2022 東京農業大学第一高等学校中等部

東京農業大学第一高等学校中等部を訪問してきました。
 
大学合格実績は、現役で、(卒業生数 352名)
入学時偏差値
【四谷】(男子)2/1PM 56 2/2PM 55 2/4 52
    (女子)2/1PM 58 2/2PM 57 2/4 54
【首都】(男子)2/1PM 65 2/2PM 65 2/4 64
    (女子)2/1PM 66 2/2PM 66 2/4 62
 
難関国公立大は2名、医学部医学科は6名、国公立大は44名、早慶ICUは37名、上理は45名、MARは179名、CHGは141名、東京農業大学は15名となっています。
大学進学実績は、不明です。
 
入学時の偏差値が高い割には、出口の大学合格実績は2ランク下の学校と同じくらいです。
大学受験のノウハウがまだ整っていないのでしょう。
本年度から学校長が代わりました。
またどこかでお会いしたことがある方だなぁと思っていたら、元都立小石川中等教育学校の副校長をされていた先生でした。
 
学校教育は、
「知耕実学」で、理論と実践を繰り返し、本物の学力を身につけることを目標としています。
1.総合学習
  「一中一高ゼミ」「全日本高校模擬国連大会」「稲作」「お米の科学」「味噌づくり」「醤油を科学する」
2.国際教育
  「オーストラリア夏期海外研修」「TOKYO GLOBAL GATEWAY」「イングリッシュキャンプ」
3.日々の学び
  「少人数・習熟度別授業」「確認テスト」
 
学校側も入学時の偏差値が高い割には出口の実績が見劣りするということは認識しているということです。
学校改革をすすめ、実績をあげていきたいと思うと言っていました。
 
校庭脇の新校舎建設が本格科してきて、2025年度には完成予定だということです。
それにあわせて、併設小学校からの中学入学が2クラス分予定されているということです。
そのための校舎増設だと思われます。
中学入試での募集人数は変えないということです。
中学入試は、
       受験者数 合格者数 合格最低点 実質倍率
2/1PM
【算理】(男子)243名 110名 139点 2.2倍
    (女子)126名  63名 139点 2.0倍
【算国】(男子)165名  45名 149点 3.6倍
    (女子)297名 141名 149点 2.1倍
2/2PM
【算理】(男子)165名  42名 202点 3.9倍
    (女子) 83名  30名 202点 2.7倍
【算国】(男子)151名  28名 187点 5.3倍
    (女子)195名  54名 187点 3.6倍
2/4AM
【4科】(男子)106名   7名 266点15.0倍
    (女子)154名  26名 266点 5.9倍